V.A. - The Sounds Shooting In Your Heart

CD‐Rコンピレーションです。主催ツカダさんの活動拠点がそうなので、参加者は全てはわかりませんが西日本がメインという感じでしょうか。んで、ベテランというか重鎮、（一部のリスナーからすると）スターな方々がわんさか出てくる一枚なんですが、今回の録音が共通してiPhone一発録りであると。いいですねえデモテープ感。あるいはVHSライブビデオ感。もちろん、バッチリ録音及び編集された作品は素晴らしいんですが、このドシャーモシャーガシャーとした音も好きなんですよ。皆さんもないですかねデモテープとかライブビデオとか擦り切れる程聴いて、後日スタジオ録音の同曲を聴いた時に感じる「すごく良いんだけどこれじゃない」あるいは「これはこれ、今まで聴いてた荒いあれはあれ」みたいな感情。自分ですね、ビデオ生2-1997〜1998-収録のdirty is god"machinegun attack"のスタジオ録音をずっと探してるんですよ。何に収録されているのか、そもそもそれは存在しないのかもわからないし特に調べようともしてないんですが（探してるくせに）いつかは聴きたい。聴きたいんですけど、絶対に「ああなんか違うなあやっぱり」って思いそうなんですよねあの曲。「ああ違うな」を味わいたいがために探しているのかという気すらします。で、あるんですかねマシンガンアタックのスタジオ録音。それはそれとして本作品なんですけども。色んな種類のポップパンクが多くを占めますね。また話が逸れますが先日NAVELとみさんがド直球melodic punkは絶滅危惧種ですわよと仰ってましてそうだなあそんな感じがする…と思う今日この頃。プレイヤーは当然やりたい音楽をやるわけだけどリスナーもそれ（メロディックパンク以外のあれこれ）を求めている時代かしらと思ったり。しかしどうなんでしょうな。14歳くらいに愛聴していた音楽に生涯囚われる（意訳）みたいな説を見るに、snuffy smileのコンピレーションアルバム（The Best〜とかI hope the end〜とか）を14歳で聴いていた人は…どう…ああ…もう三十半ばか四十代か…そうか…まあ…いいか…で話は戻りますけども、本作で私が生で観たことあるのはアップステアーズとキラーパスでしてね。観たことあるとなるとまた脳内解像度が上がるもので。ポコアポコ一番好きでございます。あと上でメロディックパンクへの執着があるような感じの書き方をしましたがペロタンのJas Jasすごく良いです。ポップなパンクすごく良いです。 ［CD‐R］